毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)は、華厳経における宇宙の真理そのものを体現する仏として位置づけられ、全ての存在を光で照らす存在とされる。奈良の東大寺大仏として知られるこの仏像は、聖武天皇の発願により国家の安寧を祈願して造立されたと伝えられ、国家鎮護の象徴的存在として位置づけられてきた。仏教美術・思想史においても重要な存在であり、多くの信仰と伝承がその周辺に形成されている。
東大寺