如意輪観音は、六観音の一つに数えられる観音菩薩の変化身で、如意宝珠と法輪を持物とすることからその名がある。如意宝珠は財宝や福徳をもたらし、法輪は仏の教えを説き衆生を苦しみから守るとされ、古来より安全や除災を願う信仰の対象として広く祀られてきた。一般に六臂の坐像として表され、思惟の姿をとることも多く、寺院や信仰の場において人々を災いから護る存在として崇められている。
圓教寺