矢田地蔵は、地蔵菩薩の信仰形態のひとつであり、地獄の苦しみから人々を救う「代受苦」の地蔵として知られる。奈良県大和郡山市の矢田寺(金剛山寺)に伝わる姿を起源とし、亡くなった人に代わって苦を受けるという伝承から、追善供養や死者の安寧を願う信仰と結びついてきた。現在も地蔵盆や写し仏として各地に祀られ、先祖供養や冥福を祈る対象とされている。
矢田寺(矢田地蔵)