西浦不動(不動明王)は、真言密教などで信仰される明王の一尊であり、右手に剣、左手に縄を持ち、火炎を背負った忿怒の相で表される。不動明王は一般に、あらゆる障害や煩悩を断ち切り、心身の安穏をもたらす存在として信仰されており、健康や病気平癒を祈願する対象とされることも各地の不動信仰にみられる。西浦不動として祀られる不動明王も、そうした地域の信仰の中で人々の祈りの対象となってきたと伝えられている。
無量寺(がん封じ寺)